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恋のおはなし:終わりを見る癖
もしも好きな人ができても、
そして、その人が好きになってくれたとしても、
本当の私を知ったら、
離れていってしまうんじゃないかなって…

ただの重荷にしかならないんじゃないかなって…
あげられるもの、何にもないから。


そんな風に想ってた時があったなって・・・少しだけ過去のお話。


今まで・・・変な話恋に対して挫折したこともなかったし、誰かに恋焦がれて死にそうになった事もなかった。
そんな時に「孤立」するような出来事が起こって、周りの事何も信じられなくなって
喪失感や自分ってちっとも生きてる価値がないんじゃないかって想ってた時に助けてくれた人と恋に落ちた。

もちろん、その人との恋が終わってしまえば 自分はまた価値のない人間に戻ってしまうんじゃないかって 怯えて、嫌われないように息も出来ないような毎日だった。

それでも何かおかしいと 気づき始めたのは1年、2年と経って・・・あの時に「孤立」する原因をつくって、優しい声をかけながら裏では自分を追い詰めていたのが 恋人だと知ったとき。

もう何もかもが 壊れたと想った。


「手に入れたかったから」って、言われても そんな言葉で過去は変えれない。
その時に、一生ひとりで歩いていくんだろうなって。
もう人生って絶望しか残ってないんだって、思ってた。


心のなかのスカスカした所を埋めて欲しくて、新しい恋人に抱きしめてもらっても
「この人と終わるのは いつなんだろう」って、醒めた頭で考えて、少しでも恋が終わる予兆がすれば逃げたくなってた。
何も知らない友達は「恋多き女性よね」って、言うけれど
理屈じゃなくって・・・終わりばっかり見る癖がついてた。


そうじゃなくなったのって いつからだったんだろう・・・。
多分意識しない位の変化だったのかもしれない。

年下の可愛い恋人から 無謀なお願いをされるのが楽しくなって来た時とか。
本気で初めて怒鳴るような経験をして、自己嫌悪どっぷりな時に 相変わらずな態度で笑ってなでなで されてしまったりとか。

「いつも本音で話してないやん、そんなん 嫌やん」

って、いつも無意識な自分の欲求よりも、恋人の欲求が優先してしまう習慣を指摘されたり・・・些細な事だけど、新しい自分が好きになれたときに、ひとりでぐるぐる考えたり、妄想ちっくな暴走をすることって 少なくなってきたように思える。

曝け出して嫌いになられても、それは自分の姿だし。
嫌いって思われても、それで全て嫌われるわけでもないしって。そんな風に取れるようになってきた。

だって、生きてるんだもん。
 
嫌いなところがあっても、それは個性じゃないかな、 全てがパーフェクトに好きなところばかりで作られてるのって そんなのって面白みがないもん。
だから、怒っても良い 泣いても良い・・・不貞腐れて 八つ当たりしても、そんな新しい姿を引き出せる方がよっぽど素敵だと思える。

終わりを見る癖がついた恋は どこかで立ち止まらないと変われない。
自分自身が気づかなきゃ、変わらない。


沢山ぶつけるように書いたけど、読んでくれて ありがと。
by beloved17 | 2004-11-18 00:21 | 恋のおはなし
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蒼と白 美ラブ丼w

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