この頃伊藤家の食卓を見る機会が多くなった。一万円生活なんて気にならなかったのに、時々ふーん へー とか言いながら見てるし。
お腹空いたら買い物に行くんじゃなくって、冷蔵庫を開けて悩んだり・・・一体どうしちゃったんだろうなぁ。われながら単純なんだけど、恋人さんと出会ってから「ご飯を作る」事が楽しいって思えるようになってきた。
今欲しいなって思うのは、夏の硝子食器。
木のすぷーんとか、素朴なリネンとか。そういうシンプルなものに心惹かれる。
前は高級料理を食べにいくのが当たり前って、思ってたのにそういうのが疲れちゃう。夜景を見ながらのご飯よりも、恋人さんが作ってくれる朝食がとても嬉しくなっちゃう。
誰でも名前を知ってるようなメーカーに心惹かれなくなったし。
買うことよりも、作ることが楽しいって思えるようになってきた。
何だか不思議だけど、こういう変化って意外と楽しいかも。